仕事を知る WORK
WORK Overview

機関士
機関士は、船のエンジンや機械設備を管理・点検する「船のエンジニア」です。エンジンが正しく動くか、機械に異常はないかを確認し、必要に応じて修理や調整を行います。船が無事に目的地に到着できるよう、裏方として支える大切な役割を担っています。
とある1日のスケジュール
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6:30 荷役
安全かつ効率的に、船への貨物の積み込みや荷降ろしの作業を行います。
荷役作業は船の出港や入港に欠かせない重要な業務であり、航海の準備と合わせてチームで連携して行います。 -
8:30 運航開始
エンジンや発電機などの機械設備の点検・整備を行い、運転状態の確認や必要な調整を実施します。機関室内を定期的に巡回して異常がないかチェックし、異常を発見した場合は迅速に対応します。
また、各種計器を通じてエンジンの運転状態を常時モニタリングし、安全で効率的な運航をサポートします。 -
16:30 入港
入港時は、港の係員と連携しながらエンジンの停止準備や機械設備の安全確認を行います。
入港後は、機械設備の点検や整備を行い、次の航海に向けた準備を整えます。その後は食事をとったり、各自の部屋で休憩しながら、次の勤務に備えて体力を回復させます。
機関士のキャリアパス
入社後最初は「研修生」として乗船し、船の運航や機械設備の基礎的な業務を学びます。この期間は、実務経験を積むと同時に、業務に必要な資格の取得を目指すステップでもあります。経験を重ね、資格を取得することで、機関部では「機関士」といった専門職へ昇格することができます。最終的には、機械技術を統括する機関長といったリーダー職を目指すことができます。 ※入社時期や本人の能力・適性等により前後する場合があります。


航海士
航海士は、船の航行を担当する「船のナビゲーター」です。船の進行方向や航路を決定し、天候や海上の状況を常にチェックしながら安全な航行をサポートします。船の舵取り役のような存在で、航海が順調に進むために必要なすべての判断を下します。船が無事に目的地に到着できるよう、航海士は常に海の上で重要な役割を果たしています。
とある1日のスケジュール
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6:30 荷役
安全かつ効率的に、船への貨物の積み込みや荷降ろしの作業を行います。
荷役作業は船の出港や入港に欠かせない重要な業務であり、航海の準備と合わせてチームで連携して行います。 -
8:30 運航開始
天候確認や航路の確認を行い、船の安全な航行を支える業務を行います。
また、見張りをしながら他の船や障害物がないか確認し、必要に応じて機関部と連携して船の進行状況を管理します。 -
16:30 入港
入港時には、船の安全な接岸を最優先に港の係員と連携を取りながら、円滑に停泊させます。入港後は、食事や休憩をとり、それぞれの部屋で体を休めます。
航海士のキャリアパス
入社後最初は「研修生」として乗船し、船の運航や航海に関する基礎的な業務を学びます。この期間は、実務経験を積むと同時に、業務に必要な資格の取得を目指すステップでもあります。経験を重ね、資格を取得することで、甲板部では「航海士」といった専門職へ昇格することができます。最終的には、船の運航全体を指揮する船長といったリーダー職を目指すことができます。 ※入社時期や本人の能力・適性等により前後する場合があります。

乗下船サイクル Cycle

乗下船サイクルは、乗船勤務と休暇の繰り返しになります。当社では45日間の乗船勤務の後、15日間の下船休暇が取れるサイクルを採用しています。乗船勤務中は原則3交代制での勤務になります。下船後は乗船期間に応じた休暇をまとめて取ることができ、メリハリのついた生活を送ることができます。